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2007.05.15

米は自分で作れ

先日、新潟県にあるという宿に泊まってきました。
今日はちょっと記事がながーくなるので・・・。

Niigata4 究極のおもてなしの宿、豪農の館 郷思館。この宿についての詳細はこの記事を・・・。

田んぼ道を瞑想しながら到着。門を通ると、誰もいないようで。キョロキョロしてました。「人がいない・・大丈夫なのかな」・・とかなりドキドキ。そこへお着物をきた男性がひょっこり出てきて、「草むしりをしてました。中へお入りください」と。

最初、その男性はあまりに若いので雇われ人かと思っていたら、な、なんとこの御宿のご主人でした。びっつくりです。

しかも後に明らかになったのですが、私より1歳年下!!今年28歳!!しかも彼1人、料理人も若干22歳の男性二人で営んでいる!!ギョロ目です。
28歳と22歳の男性が2人でやっているおもてなしの宿です。アゴはずれましたNiigata Niigataniwa

Niigata7

 

  

 

 

  

まず到着と当時に、若干28歳ご主人がたててくれたお抹茶と御手製のお団子が。

部屋がいっぱいであまりの部屋・庭の素晴らしさに呆然してました。しかも、蔵まであるんですよ。。

夕食まで時間があったので、宿の周りを散歩することに。
ご主人さまが、近くにとなりのトトロのような風景の場所があるよと教えてくれました。なんでも宮崎駿さんもこのあたりに滞在したことがあって、ちかくの神社などがその舞台になっているのではないかという噂がある・・というお話でした。

宿を出て、細い小道を歩くと、いたるところから、猫が歩いてそっとふりかえる・・という光景。ご主人さまから言われたとおりの場所へ。階段を上ると鳥居があり、その山の奥に行Niigata5_2 くと、ほんとにトトロに会えるような森。

竹やぶ。

田んぼ・あぜ道・山。かなり感動しました。

タケノコみつけた

夕飯は大きないろりの前で。BGMはビートルズ。もちろんレコード。
この萱葺き宿にもぴったりだ。ダイスキな「Come Together」の前奏がかかるとゾクゾクしてましたわ。

Niigatam そこで食前酒のショウガ酒の後に
「何を飲みますか?」
と聞かれたので、最初焼酎を頼んだところ、通常では手に入らないという熊本産の芋焼酎をいただきました。芋なのにとても繊細な美しい味。
その後、日本酒も。新潟の有名な日本酒といえば・・越乃寒梅ですが、それよりおすすめだという、ご主人御墨付きの日本酒を。地元でしか手に入らないと言ってました。私も実家で越乃寒梅を何度か飲んだことがあったのですが、それより日本酒の味がして、私も好きな味。。。ウマイ。。。「呑みそうですね」とか言われて悔しくて、瓶あけてやりました。
ご主人の日本酒についての熱いお話がかなりおもしろく、さすが新潟侍。
日本酒の話から、ビートルズは天才だという話レコードの話米は自分で作るもんだ話ジブリならラピュタでドラえもんなら鉄人兵団という話(笑)
そしてびっくりしたのは、兼業で、本屋も経営していて、息子が3人いるという事でびっくり!!私より若いのに!!すげーすげーと思ったけど、子供はこのあたりでは普通ですよ、とおっしゃってました。

そして、1番感動した話は、この宿をやろうと思ったいきさつ。同年代の私は痛く感激しました。

Niigatata 食後に、手作りのシュークリームを出してくださり、
「私は、自宅に戻りますので・・何かありましたらお電話ください」

と言って、藁葺き宿は、私達だけの空間に・・・。

Niigata2もちろん前の記事にもあったように、部屋がたくさんあり「どこの部屋で寝ますか?」と聞かれたのは本当の話。しかもどの部屋にも庭がついているんです!これには感激でした。

家の作り一つ一つが歴史があるのに、こだわりが尋常じゃない。美しいとはこのことかと。
マネしてお金かけたってこんなものはできるもんじゃない。ご主人が、たまにお客さんに本気でココを売ってくれと言われるといってましたが、納得です。

この宿に泊まれたことで、たくさんいろいろなこと考えさせられたし、自分と同じ世代の人がこの御屋敷を守っている事でたくさんの希望をもらいました。
自分は社会のために何ができているんだろーとか、本当に素晴らしいステキなものをみんな忘れてしまってるんじゃないかとか、本当にココロの奥から自問自答してました。
庭に出たときに、若干22歳の料理人の男性とばったりして、その時、その彼の手ににぎりしめられていた草が、てんぷらで出てきた時のなんだかキュンとした感じは忘れられません。

自分は、自分は・・・と考えて、
現実社会にもどって、地下鉄に乗って、どんよりしたサラリーマンや女子高生を見て、なんかみんな間違ってると何度も思ってしまった。

実は、この宿に行く前に、信濃川の尋常じゃない太さだとか(あんな太い川初めてみたぞ)、日本海ラインを通りながら荒波を見たり、崖・鳥居・御地蔵さま崖・鳥居・御地蔵さまの連呼、ほんと「怖い」とはこういうことか(拉致事件があったんだよな・・)、とか、そんな気持ちになったり、新潟市を見て、道路が異常じゃなく立派だと思って政治の力を感じる県だと(田中角栄さまさま)思ったり、街のパチンコ屋の多さにがっかりしたりしていた。

その後、この宿に泊まって、救われた気がした。あたしたちもまだまだなんでもできるじゃんかと。
でもまだ何も初めてないじゃんとか。

この宿の主人にいたくあたし達は感銘したのです。

とにかく、もう、どこでも本物じゃなきゃだめ、。そういう見極めが必要。
そしてなんといっても、自然に敬意を。
米は自分で作れってほんとだと思うな(笑)
なんでもたくさんある時代だけど。面倒で一つだけしかなくてもそれが本物ならそれでいいとはっきり言える強さがみんなたりねー。(私が反省)
かっこいい生き方を。美しい生き方を。
ほんとまだまだだーと。

また数年後に行きたいと思います。

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コメント

私も自分の仕事に疑問だらけの毎日で。
おわ、郷思館のホームページが大分完成してます。
間取りとか。ブログも始まってたよ。
できる男は仕事が早いねー。
早速お気に入り登録。

投稿: 無気力製造工場長 | 2007.05.15 10:45

お褒めの言葉ありがとうございます^^これから徐々にHPを煮詰めていこうと思います。(もちろんテーマは水戸黄門でw これから私たちが年齢を追うごとに宿の雰囲気も成長して行くと思いますので楽しみにしておいてください^^ 実は私もここをお気に入りに追加していたりw っと言うことでちょくちょくこちらにお邪魔致しますOTZ

投稿: 郷思館 | 2007.05.15 13:15

>無気力製造工場長さま
無気力じゃない
愛製造工場になれるように
すえながーく応援していきますよ。

>郷思館さま
ありがとうございます。わたしもおきにいりに。
水戸黄門思い出しました。
どんな成長をするのか楽しみにしております。

投稿: shihori | 2007.05.16 22:55

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